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belt-keyは、腰につけるキーボードです。パームレストに手を乗せると、手の自重とベルトによってキーボードを体に押しつける形になり安定します。 その安定性はふだん使っているデスクトップタイプに匹敵するほどの好感触です。portableやsakuraのようにキーボードを抱え持つタイプより手や腕が楽です。走りながらの操作は無理でも、歩きながらの操作ならかなり使えそうな感じです。逆に、座ると少し窮屈です。 赤と黒のキーボードは９０年代前半に作ったものですが、手にはめるタイプは、キーボードを使わない時が不便です。タイピング以外に手を自由に使えないというのはとても不快です。belt-keyは使わない時もそれほど邪魔にならないのがいいです。 belt-keyは、ベルトポーチと呼ばれる小さなバッグの中に入れて使えるようにと作り始めたのですが、予想より大きくなりすぎて、バッグの中での操作は難しくなってしまいました。かと言って、キーボードに合わせてバッグを作る元気はないので、毛皮のカバーでごまかしています。しかし、さすがにこれで街に出る勇気はありませんが。 実験機にはパソコンと接続するためのインタフェースを取り付けていません。そもそも、私には、ウェアラブル・コンピュータで何をしたいのかが十分にイメージできていません。今は、腰につけたキーボードで１０個のキーが完全ブラインドタッチで操作できることがわかっただけで良しとします。 |
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