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| 厚さ０．８ミリの真鍮板を金槌でたたいて手のひらにあわせた曲面を作っています。左右の真鍮板を直径２ミリの真鍮パイプがつないでいます。真鍮パイプは各指の曲がり具合に対応した曲線を描き、キースイッチを正しい位置・角度で支持します。真鍮どうしはハンダ付け、スイッチはホットボンド（８０度ぐらいの熱で軟らかくなる樹脂）で接着しています。重量は約１５０グラム。 サクラ・バージョンのねらいは、いかに簡単に作るかです。デスクトップのPerkyもポータブルも、部品を作るのにずいぶん手間がかかります。新しいPerkyを作ろうとするときにはそれなりの気合い？が必要です。もっと気軽に作れないものか。 真鍮のハンダ付けは意外と簡単で、直径２ミリのパイプなら指先でも曲げられるし、十分な強度もある。ホットボンドも使いやすいし、やり直しもしやすい。 実際に作ってみてわかったことは、作業量は減ったが、「簡単」とはいえない。やっぱり２０個のキーを手の形に合わせて配置することが難しい。 つづく（かもしれない） |